顔色悪いわよ

いつもは閉店ギリギリの人気がない時間に駆け込む私が、今日は久しぶりに明るいうちに近所のスーパーでお買い物をしました。

次男の高校の地理の宿題に、「外国の伝統料理に挑戦する」というのがあって、そのための食材調達に来たのです。それって、親の宿題!?とも思うのですが、「作るのは僕じゃなくていいんだよ。作る過程を写真に撮って、レポート5枚書くんだ」と、少々疑わしい次男の頼みで、タイ国のスパイシーな春雨炒めを作ることにしました。簡単だから。

買った物を袋に詰めていたら、「どうしたの、顔色悪いわね」と大きな声。見ると、親世代の知人同士の女性が、出入り口でばったり会った様です。

「今、お風呂上りだからじゃないの?」「そうなの?でも元気なさそうよ」

言われた人は、人目を気にしつつ、「そんなことないわよ。元気よ」と答えます。すると、「いや、顔色悪いわよ、絶対。」

私が見る限り、元気そうでした。彼女に会うまでは。

ある人に「顔色悪いね」と1週間言い続けると、本当に病気になると言います。パジャマを着てスリッパ履いて病院を歩くと、誰もが不思議と病人らしくなります。

そうか、具合が悪いって自覚しなければいいんだ・・・・と大発見しました。

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