お産、喜びと危険

人間の病院では、昨年、お産を取り扱うのを止めた所が115ヶ所もあるそうです。

そう言えば、市立病院の産科受付に、「O月の出産予約は締め切りました」と張り紙がありました。施設・人材・採算・・・・色々と複雑な事情があるのでしょうね。予約にあぶれた人や、緊急事態に陥った人の受け入れは、どうするのでしょうか?

24年前、個人病院で長男を出産しました。破水して緊急入院した私に、「あなたの予定は来月でしょ、困るのよね」って看護士が言いました。 そんなこと言われて、私も困っちゃいました。いつ、何が起きるか、わからないのがお産です。

お産に危険が付き物なのは動物も同じです。この子の赤ちゃんが欲しい!と思う気持ちはよくわかります。母子の命を預かる覚悟と、お産と育児に関する知識を学ぶ心が必要です。

「おめでとうございます!」笑顔で見送れる時に、最高のやりがいを感じます。でも、あえて私は戌の日に腹帯をしませんでした・・・・。

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