ルークの家族

私の猫ルークの、パパとママとお兄ちゃんが予防注射に来院しました。3匹合わせると、30キロ近いビックなファミリーです。メインクーンという、ジャガイモみたいな名前の大きな猫なのです。

ちなみにルークは9キロ近くあります。毎晩一緒に寝ていますが、私はいつも端っこに押しやられています。たまに、お腹や胸の上に乗ってモミモミしてくれるのですが、かなり重いです。

ルークは中嶋家で9年前に誕生しました。「1匹プレゼントしてくれるそうだけど」と、院長から聞いた時は、猫嫌いな老猫みゃうのことが心配で、「残念だけど、お断りしてね」と返事をしたのです。

それから半月たったある日、院長に診察室に呼ばれたら、中嶋さんが5匹の子猫を連れていました。「どの子がいい?」と聞かれたと同時に、1匹の子猫に釘付け!まさに一目惚れでした。「この子下さい!」と指を指していました。

さらに半月後に再会した時も、まだ特徴に乏しい、似た様な5匹の子猫なのに、私にはルークがわかりました。「この子は先生の家に行くために生まれた」と中嶋さんが言ってくれましたが、実は私も運命を感じています。あの猫嫌いのみゃうが、何故かルークは訳なく受け入れてくれました。半年後にみゃうが21歳半の生涯を閉じる瞬間、大声で知らせてくれ、みゃう亡き後はしっかり私を支えてくれています。

ルークの家族はとても美形で穏やかな子たちです。3匹とも少しづつルークに似ています。近々、写真を載せてみます。お楽しみに!

みなさんも、多分、私の様な衝撃的な出会いを経験されていることでしょう。「どうしても育てられない」と頼まれたり、道で保護し仕方なく連れ帰ったなんていう人も多いですが、それも運命的な出会いの一つだと思います。「うちの子はねぇ、すごくいい子で」なんてオノロケ話、大好きです。

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